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懐かしい資料

8月18日(木曜日)

木曜の午前中はケアマネージャー部門の定例MTGが行われます。

このMTGから身を引いて?久しくなりますが、今日は少し確認したいことがあり『見学させて下さ~い』と下のフロアに出向きました。

結果、見学ではなく事例の相談に乗る事になったのですが、その時に『お互いの職種と役割を理解し、自分がどこまで介入するかを見定める事・・・・』などと話をしました。


午後、自室に戻りデスク周辺の資料を片付けていたら、何と平成21年(7年前)に厚労省の関係機関から依頼を受け、インタヴューに応え作成された介護支援専門員をバックアップする為のガイドブックが出てきました。

久しぶりに見開いてみたところ、MTGで話した内容と同じ事が書かれていて、不思議な気持ちになりました。

わたくしが担当していたお客様のご家族が出版社のお仕事をされていて、インタヴューのご依頼があったと記憶しています。

今事業所の管理者をしているM君と裏表紙にしっかり写真が載っています(笑)

そして、何と付属のDVDにも登場しているはずなのです。

『燃え尽き症候群』で仕事を辞めてしまう事の無い様に、経験者が語る・・・・と言った内容でした。

今の良子の部屋ではなく、『取調室』の様な狭いお部屋に撮影器具を持ち込んで、ちゃんとライトなんかも当てて頂いて、撮影したことを思い出しました。

自分の事ながら、仕事観に一貫性があってホッとしていますし、その教材を持って「ほら、昔から言ってる事一緒でしょ?」と信憑性のある事を証明してあげられました。

7年前にも自分の会社の仕事以外に、何だかんだと取り組んでいたのだな~~と思い返し、その時に一緒に協力してくれたケアマネージャーが今のチームメンバーのリーダーになっている事にも喜びを感じます。

仕事を伝えていく事。

面白さや遣り甲斐はもちろん、足を踏み入れては危険な事柄も伝えた方が良いのかも知れません。

失敗から学べればそれが一番の成長の為の良法なのでしょうが、失敗からいきなりドロップアウトしてしまいがちなこの仕事では、先輩が危険ゾーンを示して上げる事も必要です。

毎日の仕事をそつなくこなしていると、何となく年数だけは経っていきますが、仕事の質を上げるという目標を持っているのであれば、時々は何に対して重要視しているのか?何にこだわりを持っているのかを棚卸する事が大事なのだと思います。

ただ、一人では棚卸がしにくいので、MTGの様な場で打ち明けられる環境を作っていかないといけないと感じました。

厚労省が予算を講じて作成した冊子は誰もが陥りやすい仕事の罠にはまらない様にとの願いを込められて作られたものです。

と言う事は、どの事業所の誰もが抱えている課題でもある訳です。

古い資料ですが、根本に変化がない事を再認識し、『まだ使える・・・・』と懐かしくも、心強い発見をした次第です。

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2016年08月18日 17:33に投稿されたエントリーのページです。

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