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調理の効果

野菜三昧の一皿をゆっくり時間を掛けて食します🍷


10月27日(木曜日)


週末はキッチンに居る時間が長くなりました。

買った野菜を全て食べ切る!

これは最近特に気を付けていることです。

食品ロスは家庭の中でも相当な量を発生させていると思います。

ですから傷まないうちに手を掛けないと後悔するのです。

調理と言う作業は色々な工程があり、五感が鍛えられると感じています。

視覚:見た目に美味しそうか?

嗅覚:食材の持つ本来の香り、火を入れた際の香ばしい香り、これも食欲を沸き立たせます。
    味覚があっても嗅覚が衰えるとご馳走も味気ないものになります。

触覚:アボカドや果物は熟し加減が触って解るようになると、嬉しいものです。
    火傷を防ぐにも触覚は鈍ってはなりません。

味覚:これは言わずもがな・・・・。

聴覚:油の温度はパチパチと跳ねる音の高さで測れます。
そして最近では色々な調理器具や冷蔵庫の扉の閉め忘れ(ちゃんと閉まっていないと)警戒音がなります。
火を点けっぱなしにした際にも、危険音を知らせてくれます。


五感の他に時間軸で工程を進めるというマネージメントに似た作業が不可欠です。

パスタのゆで上がり時間と、ソースや副菜の出来上がり時間のタイミングを計算して何から手を付けるか。

冷やさないと美味しく無いもの、また味が染み込まないものは何時から準備すれば良いか?

乾物を戻すのに必要な時間は?

火の通り難い野菜、大きさ、焦げやすいもの、どの順番にお鍋に投入するのか?


昨年右手のばね指の手術後、包丁や箸が使えなかった一ヵ月~二か月間、冷凍食品に頼っていた時期がありました。

袋を開けてレンジでチン♪

これが当たり前になると、調理の工程を手順良く進めるのにもリハビリが必要だと実感しました。

幸い、しっかりと包丁が握れるようになり、人参やかぼちゃなどの硬い物も刻むことができ、ジャガイモの皮むきもなんなく行えます。

人間の手指ほど精巧なものは無いのでは?と不便の後に実感しました。

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2022年10月27日 13:50に投稿されたエントリーのページです。

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