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リモートワークの世界を知る


《 飲み会もリモート上で行うそうです♪ 》


4月12日(木曜日)

昨夜、ソフトウェアの受託開発を行う会社でユニークな働き方改革を実践された若い経営者のお話を伺って参りました。

これまでに新聞や経済専門誌んどに取り上げられていて、それとなくしっていたものの、中身を詳しくしるのは初めてで大変興味深い時間を過ごしました。

研修会場で、まず初めにアナウンスされるのが「携帯電話の電源オフ、マナーモード」についての注意です。

しかし、さすがにIT企業の社長の講演は違いました。

前面に映し出されたQRコードをスマホで読み取り、メッセージが書き込めるページを開き、質問や意見を好きに書いて送信して欲しいと仰いました。

その通りに話の途中で疑問に関じた事を数回送信してみました。

そして、その質問に対しての回答をして下さる。

誰から送信されたかは解らない様な仕組みになっているので、自由な意見や質問が出来ます。

このアイデアは自社にも取り入れられたらいいなと思います。


わたくしは、『採用の際にリアル面接を行いますか?』と質問をいたしました。

その回答は『NO』でした。

入社後の仕事は一切出勤なし。全て自宅でのリモートワークとなり、顧客先にも訪問、対面しない仕事なので、自分のプレゼンもテレビ画面で出来る人でなければお客様と仕事が出来ないというのがリアル面接をしない理由だそうです。

しかし、信頼関係を作り、本当に仕事をして欲しいと判断する為に入社までの期間は1年を費やすそうです。

その他に、面接だけの為に逢う場所の確保、逢う為に移動する時間、交通費を掛けない為でもあるそうです。

そして、この考えの最大に良いところは全国各地にいる優秀な人材が入社出来る事と断言されていました。

東京に会社があれば、どんなに優秀な人でも地方の人は引っ越しをしなければならない。

しかし、地元に居ながらクリエイティブな仕事ができるこの仕組みは会社にとっても、顧客にとっても、社員にとっても喜ばれているのだそうです。

昔スマイル0円とメニュー表に掲げていたハンバーガーのお店も今やスマホから注文が出来ます。

店舗側としては人材不足が理由であり、顧客としてはスマイルよりも早さと確実さを望む傾向にあるのでしょう。

さて、弊社の仕事をITに置き換えるとしたらどの部分が出来るかを考えてみました。

世の中的には調剤は既に機械化されています。うちも広い店舗が確保出来れば即実行します。

処方箋の入力もQRコードを利用し手入力が不要になってきています。

いずれは医療情報の共有はマイナンバーで出来る様になるでしょう。


介護の仕事はまだまだアナログですが至る処にIT化が進んでいます。

ケアプランのIT化。

排せつの知らせを受け取るアラームの開発も行われています。
時間ごとのオムツ交換という考え、仕事からもっと本質的な人さまへの関わりに時間が持てるようになります。

とは言っても、一事業者の意思決定で出来る事ではありません。

まず出来る事は、バックヤードの業務の改善です。

手放して良い事を見つけ、手放す事への恐怖心を払拭し、手掛けなければいけない本来の仕事に時間を当てられる様にしていきたいものです。

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2018年04月12日 15:49に投稿されたエントリーのページです。

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