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手放すと生まれるもの

令和元年5月17日(金曜日)


物も時間もギリギリ目一杯の状況ですと、整理がつかなくて欲しい物や、事が遠くなるような気がします。


断捨離の本を何冊も読んでは、フンフンと感心するものの思い切った処分には至りませんでした。

テレビなどで特集を組んでいる断捨離術では、とにかく仕舞ってある物をすべて一か所に出すことから始めています。


その方法は体力・気力に満ちているか、傍に指導者がいる、そしてそれ相応の時間を設けないと出来にくい手法です。


わたくしの最近の成功事例としては、『この日のこの時間、この場所だけ』と限定してプチプチ断捨離を行ったことです。

自宅ではキッチンの特定の引き出しだけを整理する。

・・・案の定ありました・・・💦 賞味期限切れのレトルトパック・・・・。


クローゼットの特定の引き出しだけ整理し、冬物の小物を始末する。
次に冬が来た時に、迷わずに欲しいグッズが判るような整理の仕方をしておくだけで、達成感、満足感が湧いてきます。


さて、仕事場では契約が終了したのに、ファイリングしている帳票の類が溜まっています。
次々増える新しい契約書や関係書類で保管場所も大変になります。

何かを探したくても、不要なファイルで邪魔される事も度々・・・・。


仕事の一つを他に人に請け負ってもらうと、その分時間が生まれ、まだ人にゆだねる事が出来ない仕分けの業務に充てる事が出来ます。


先日は、薬局のベンチ下の保管箱と天袋を全部確認しました。

いかにも要らないモノを処分し、三人掛けのスペース分をほぼスッポリ空ける事が出来ました。

不要な物だと判断する人がいないと会社の中では整理が難しい事もあります。

『念の為に…』この感覚的保管要件が一番迷惑ですので、基準を明確にして置き場所も決めます。


何処の引き出しに何が、どれくらい保管されているのかをチームメンバーが皆知っていないといけません。(特にうちの様な小規模事業所では・・・・)


何に使うのか、誰も分からないのに何年も置きっぱなしにしているモノたち。


狭小であるならば、不要なモノを置かない事、長期保管するモノは他に置き場所を決める事・・・など
ごく当たり前の事を実践するだけで、日頃のモヤモヤ、モノを探す時間、置き場所が足りない!!というストレスを軽減する事が出来ます。

Windows7から10に変更した後にしばらく置いてあった旧型PCも、いよいよ引き上げ日が決まりました。

一つ一つ、不要なモノとお別れすると、そのスペースに新たな出会いが発生します。

モノでも、考え方でも同じです。


執着していた思考を手放すと・・・・とても楽になります。


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2019年05月17日 21:40に投稿されたエントリーのページです。

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