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2019年04月 アーカイブ

2019年04月01日

新年度と新年号


この薬袋は先生のアイデアだったとは・・・・


4月1日(月曜日)


いよいよ、この日が参りました。

新年号の発表の日。

そして、会社にも新人さんが3名入社。

新人さんと言っても、それぞれ今まで多くの経験を積んで来られた方々です。

今日からは、わたくし共ヒロ薬品の一員となって精一杯頑張って頂きたいと思います!


昨日は薬学生(6年生)の実習を受け入れるにあたって、ご縁を作って下さったK教授の退任のお祝いにお招きいただき、心温まる会で先生の素晴らしいご実績を改めて知る場となり感激の時間でした。


大学の先生方はお話に慣れていらっしゃるとは言え、どなたのスピーチも手にメモなどがなく、K教授との出会いや一緒にどんなお仕事をした・・・など堂々としかも皆様揃って楽しそうにお話する姿がなんとも微笑ましく、K先生のお人柄を表している大変すばらしい会でした。


仕事に関するセンスとか、先読みできるお力ですとか、昨日のお話を伺いながら『ハハ~ン。そう言ういきさつがあったのですね♪』とパズルがピタッと当てはまった様にスッキリ致しました。


患者様に対する熱意、想いから始まる研究の数々。


研究の先には必ず役に立つ事、物を作り上げている事実。


研究が先に有りきではない事が何といってもK教授らしさなのだと思いました。


そして、指導者としての学生への強くて熱く、温かく、深い愛情。


大学を離れて、外から大学を見る・・・と仰っておられました。


俯瞰した立場になられたその先には、もっともっと先生らしくパワフルなお仕事が待ち受けていらっしゃるのだろうと思いました。


お別れの際に握手をして下さったその手は、まさに温かく優しいものでした。


優しさと強さ、ブレない信念。


あの手の温かさ、優しさ、そして先生の本物の強さを絶対に忘れないでいようと思いました。

2019年04月05日

桜の季節に思う事


4月5日(金曜日)


このところ気温が低いせいか、今年の桜は少し長持ちに感じます。

毎年この時期は、周囲を眺める余裕もなく、友人たちに『お花見は?』と聞かれても生返事しかできませんでした。

昨年の今頃は、濁流の渦に巻き込まれた様な出来事が続いていた為、花を愛でた記憶がありません。

一年を過ぎた今年、しみじみと桜並木を遠目で眺めると色々な感慨を覚えます。

ですが、そんな中感慨に浸っていられないくらい、毛穴が逆立ち、怒りに震えた出来事がありました。

怒りはとてもエネルギーを消耗します。

ですから、年々体力的にも気力的にも低迷を感じているこの頃は、簡単には怒れなくなってきているのが実態です。

年を重ねると穏やかになる傾向があるのは、そうでないと自分の命を短命にするからではないか?と想像しています


こんな一文を目にした社員をはじめ、いろいろなところで関わっている方々からは『嘘つき』と言われるかも知れません。


普段から口うるさいのは仕方がありません。


仕事をする上で必要な事が出来ていない人には、何度も同じ事を言いますし、その都度口調も強くなってきます。


会社の中でも、外でも同じです。


しかし、今週の怒りはそれとまた違うものでした。

ただ怒りの湧きどころはいつも同じです。


仕事人として取った行動が、人を傷つけ、悲しませ、諦めさせてしまう事・・・・。


その事実を知ると、もうこのお仕事をする資格がないのでは?まとめていく役割を外れた方が良いのでは無いかと思います。


その一方、一つの出来事ですべてを否定する事は出来ない・・・・と心の中で葛藤が生まれます。


頻度は減ったとは言え、この様な気持ちになると言う事は、実は社員では無くわたくし自身が油断していたのではないかと思っています。


油断し、謙虚に生きる事をどこかでサボってしまうからこそ、神様からお叱りを受けるのだと思います。


神様のお使いをお客様や社員にさせてしまう事は本当に申し訳ない事です。


それにも関わらず、ご迷惑をお掛けしたお客様からの寛容なお電話を頂戴いたしました。


そのお話ぶり、物事の理解、出来事の終結に対する潔さ・・・・。


お電話の内容の全てから沢山の事を学ばせていただく事が出来ました。


毎年々、一日々、何を学び、その学びを誰に伝え、誰の役に立つ事が出来るのか?


怒り心頭の相手は、結局は自分自身だった事に気づくのでした。

2019年04月08日

倫理観


雨に散る桜の後には青々とした葉桜が楽しみです🍂

4月8日(月曜日)


ネット上での取引が当たり前になっているからこそ、慎重に事を進める事を学ぶべきですし、ある種の勘を働かせることが必要だと思います。


ネット検索は、欲しい物、事、困っている事態の解決策を探りたい場合に利用します。

今日は、プリンターの不具合を解決したくて、エラー表示の片角にあったサイトへ飛びました。

プリンター会社のエラー表示でしたので、まったく疑いを持たずにいましたが、エラー内容を入力していると、『修理や解決に必要だと思われる情報が他にありますか?』などと上手な誘導が続き、状態を伝えると、『良くわかりました。次に進んで下さい』とナビされると支払い方法の案内にページが変わりました。

ここで変だなアと感じましたが、2,000前後の金額なので危うくカード情報を入力しそうになりました。

しかし、世界をまたぐ大手の会社がこの手法を取るのは信じがたかったので、改めて本物の会社のコールセンターに電話をし、タダで修理の方法、金額、その他の対応策を教えて頂きました。


電話の終わりに、念の為に先ほどの件をお伝えしたところ、まったく関係の無いサイトである事が判りました。


困っているなら2,000円位は払うだろう・・・という手口なのでしょう。


もしかすると、良心的に対応してくれるのかも知れませんが、そうであれば相談内容のコメントを記入する前に料金についての説明や表示があるはずです。


現金はもはやお金では無い様な印象を与えるカード会社のコマーシャルもあります。


現金を介在させず、情報入力だけでモノや情報が売買される世の中・・・・。


確かに便利ですが、これからどうやって会社の財産、自分の資産を守っていけば良いのか?


仕事にも、生き方にも倫理観など期待できない世の中になってしまったのでしょうか?


2019年04月10日

上下関係

4月10日(水曜日)

『上、下を知るに3年かかり、下、上を知るに2日で足りる』

毎週送信されるメールマガジンの一行目に書かれていた文章です。

初めは何のこと?と思いましたが、上司は部下の人となりや仕事ぶりを理解するのに、三年はかかるもの。

しかし、部下は上司を二日で見極める・・・・と言う事だと理解しました。

人の上に立つという役割を持った人は責任重大です。


人の印象は数十秒で刷り込まれる!だから第一印象を良くする為に気遣わないといけない事柄があると言われています。


『中身で勝負!!』


どうも、そう簡単にはいかないのが現実です。


新入社員が新しい世界に身を置き、頼れるのは直属の上司ですが、本当に頼りになれそうな人なのか?そうでもない人なのか?

部下から二日の間に『評価が下る』とは恐ろしいものです。


人の印象(悪)を翻すのはなかなか困難なことです。


何が印象を悪くさせているのか?その事を自分で気づかないと、相手をがっかりさせる事になります。

人が財産である社会、組織。


この人と出会って良かったと思ってもらえる様な存在にならないといけません。


『あの人が行くなら私も・・・・・』

『あの人が行くなら、やめておこうかな・・・・」


無意識の中でその基準が判断の材料になっている事があります。


逆に、自分自身もその様な判断をされている事を忘れないでいようと思います。


2019年04月25日

新人さんと付き合うコツ

4月22日(月曜日)

この季節は学校を卒業して社会人になった方々がそろそろ現場に出る頃です。

こちらは馴染みのお店で普通に買い物をしようとしますが、商品の場所を聞いて「しまった💦」と一瞬思ってしまいました。

若くて、可愛い女性でしたが、私の質問に答える為に、アンチョコを取り出し、調べていました。

それでも分からなかったらしく、結局先輩を捕まえて確認していました。

「あ〜新人さんなんだ」と思って、回答が出るまでのしばらくの時間、ブラブラと他の商品を眺めていました。

ホームセンターでモノを聞くにはベテランさんが良いに決まっています。

ただ、そのベテランさんも初めは新人。

広い店内を走り回ってどの通路のどの棚に何があるのかを身体に染みつかせたのではないでしょうか?


また、別のお店では、領収書の宛名を聞かれたので「前に有限会社」というのを略して「前有」と伝えたところ、複写の領収書に本当に「前」と書き出したので慌てました。

ホテルのショップでしたので、この手の会話は当たり前だと
思い込んでいたわたくしがいけませんでした。

改めてお顔を見ると、幼い表情をしています。

分かりにくい言い方をして悪かったと思いながら、一文字づつ正しく書いて頂きました。

しかしウカウカしていられません。


不動産会社の若い方は、契約書とはかけ離れた乱暴な電話をしてきます。

言っている事がおかしいので、店長さんに代わって欲しいと言うと、「一体何が言いたいんですかね⁉︎」と逆ギレされます。

本当にウカウカしていられません。


何十年も社会で過ごしてきた者と新人さんとでは、言語や文化などが違って当たり前だと思わないといけないのでしょう。

でも、顔を赤く染めながら言われた事に応じようとする姿は、初々しくて良いものです。

頑張れ❣️若人

2019年04月26日

成長の早さ


✿久しぶりのラウンジーf 新入社員の為のスイーツです✿


🌼半年ごとに逢う社員のお子さん達の成長の早い事・・・・🌼

4月26日(金曜日)

いよいよ、世の中的には明日から大型連休が始まります。

10連休できる人、出来ない人、働きたい人、そうでない人・・・・。

仕事の調整はそれぞれ大変です。


ヒロ薬品の各事業所に於いてもそれは同じです。

先日、他の事業所の社長さんが『連休も通常通りに営業しないと、給料が払えない…』と苦笑いしておられました。

実際2か月後に振り込まれる保険報酬が減少するので、資金繰りには気を付けないといけません。

今回の大型連休は、国にとって大変喜ばしい事ですので、本来は諸手を挙げて万歳三唱したいところです。気持ちとしては十分にそう思っています。


この様な珍しい事は一生のうちに一度有るか無いかですので、エイ!ヤー!!と乗り気らないといけません。


先週、久しぶりに社員との懇親会を開きました。

今年に入り、数名の方が入社された歓迎会も含めてでしたが、有難い事に社員数が増えると共にそのお子さん達も次々仲間入りしてくれ、その成長ぶりを体感できるのもラウンジーfの面白いところでもあります。


子供たちは、久しぶりに会ってもすぐ一緒に遊び始めます。

ホワイトボードはお絵かきボードになりますし、普段は気が張る事業所もまるでピクニックの様に楽しい場所になりました。


子供たちから出されたクイズはなかなか解けず、頭の柔軟性を失っている事にも気づかされます。


平成も残すところあと4日。

子供たちは平成生まれでありながら、令和という時代を歩みながらその時代を作っていくのです。

わたくしたち大人は、ほんの少しでもその下支えをしなければなりません。

色々な事に於いて代替わり、変化の時を迎えている様です。

2019年04月30日

平成と共に

平成31年4月30日(火曜日)

今日で平成が終わります。

毎日の事で精一杯でいる為に、実務的な事しか思い描けていない昨今でしたが、いざこの日を迎え、果たして自分にとっての平成とはどんな時代だったのかと振り返ってみました。

わたくしが縁あってヒロ薬品に入社した年が正に平成元年でした。

それから30年、がむしゃらに仕事に向き合って来たように思います。

そう表現すると何だかカッコイイ様ですが、よそ見をしている余裕など無く、迷っては確かめ、確かめては疑問に感じ、疑問を解決したくてその時その時に出会う方々から指針を頂き、何とか進んで来られた年月だったと思います。

先日、店舗運営のイロハをご指南下さった薬局経営者の大先輩が平成の終わりと共に天寿を全うされました。

訃報に触れた時に。慈愛に満ちたご支援を頂いた事、どれだけ励まして頂いたことか、沢山の場面を思い出す事となりました。

Y先生との出会いが平成の始まりで、お別れの日が平成の終わりの日。


代表になって10年。


ウカウカすると自分の力で生きている様な勘違いを起こしがちですが、そんな事はあり得ない、そんな傲慢な考えを思いとどめる事が出来ました。


先生のお優しいお声といつも暖かく見守って下さるお姿を思い出し、沢山の方々に支えて頂いて今がある事、謙虚にならなければいけない事、何よりも人様に貢献して、愛される人間でなければならない事を教えて頂いたお別れのひと時でした。


人にも、会社にも節目があります。

新たな判断が求められ、ますますシビアな感覚が必要になると同時に、人と人の関わりによってしか自己実現が出来ないという事も認識を新たにするところです。

何はともあれ、平成の30年間は、わたくしにとって掛け替えの無い年月であった事には間違えがありません。

明日から始まる令和の時代に、何を示し、何を残していけるのか?

まだまだ試され続け、模索の毎日を過ごすのだけは間違いないと思います。

ただ、ただ一生懸命に生きていくだけです。

平成の30年間に心より感謝いたします。

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