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2017年05月 アーカイブ

2017年05月09日

久しぶりの独り言~ラウンジℱのご報告


今夜は中華のお弁当♪ 会長の乾杯の音頭で『ラウンジF』の始まりです♪♪♪


薬局の事務さんに入社祝いのお花です。長~~~くお勤め下さいね♪


半年ぶりに逢うチビちゃん達は、驚くほどの成長ぶり・・・・賑やかです♪♪♪


チビちゃん達が飽きない様にと、本部長がゲームを用意してくれました。みんな真剣モードです♪♪


お開きの後もチビちゃん軍団は遊びが足りない様です。背の順にお菓子をもらってバイバイ番です♪

5月9日(火曜日)

先週からの大型連休の前後は、いくつもの締めの業務に追われ追われ、この独り言のページも『大型連休』となってしまいました💦


写真の『ラウンジℱ』は久々の社員と家族の懇親会です。4/28に行いました。

小さな子供も一緒に参加するようになって何年になるでしょうか?

その当時、一番小さくてみんなのアイドルだった子がすっかり大人と会話が出来る様になっていて、本当に子どもたちの成長を見ていると月日の流れを感じます。


いつも、仕事の事で、キツイ事、嫌な事に直面しながらも一生懸命に働いてくれているスタッフも、子供と一緒だととてもイイ~~~パパやママの顔になります。

この頃は、この懇親会で『子供会』が誕生するのではないかと思うほど皆が仲の良い顔見知りになって、親の横よりも『〇〇ちゃんと座りたい』なんていうリクエストがあります。

会長の乾杯のご挨拶の中に、「子供たちの成長に負けない様に会社も成長して下さい」とありましたが、社員の肩には、この小さな子供たちの将来がかかっている事を実感し、その社員に責任を持たねばならないという自覚を感じさせてくれるメッセージでした。

連休前の仕事と言えば、社外の事で事業者連絡会の総会準備があります。
5/2に恒例の会計監査を終え、監査報告書に署名捺印を終わらせ、一区切りです。

今年は、資料の印刷をWeb印刷に変更したため例年と準備が少し異なり、ウチのPCに詳しい事務さんに協力をして頂きながら、発送に間に合うように入稿する事ができました。

区長や行政関係者の皆様方へのご挨拶、招待状は先週にお持ちし、会員宛ての案内状・参加申込書・委任状も今日で全て事務局にデータを渡して完了!!!!

この『完了』という言葉は本当に清々しい気分になる言葉です💛~

本業で言えば、採用に掛かる案件対応と社員面談がいまだに続いていますが、これらもなかなか良い結果を生み出そうとしていま。

ただ、その一方で解決に向けて取り組むべき課題も沢山あります。

どれもこれも、真摯に取り組んでこそ一つ一つに『完了』のハンコを押せる様になるのです。

その清々しさをイメージして、奥歯を噛みしめながら頑張って参りましょう~~♪

2017年05月11日

情報交換

5月11日(木曜日)

今日はとても、とても珍しいご訪問者と、貴重な時間を過ごさせて頂きました。

珍しいとは、製薬会社ご担当の直接訪問の事です。

店舗には時折お尋ね下さり、色々な情報をご提供下さり、勉強会のご提案等々で大変お世話になっていますが、店舗に居ない社長をわざわざお尋ね下さるメーカーさんは本当に珍しいのです。


直接お話をさせて頂くと、実に多くの事が見えて参ります。これはとても有り難い事です。

この頃、意識的に問屋さん達との意見交換の時間を設けて居ますが、なかなか、最上流のメーカーさんに要望をお伝えすることが出来ずにいましたが、やはりお顔を合わせながらの会話は良いものです。

ご提供下さる情報誌にも、ウチのお客様にお伝えすると喜んで頂ける内容が盛り込まれています。

また製薬会社も地域包括ケアシステムに関わるには?という課題をお持ちだという事を知った次第です。

私共としては、もっももっも、お薬をご利用になる患者様の実態を知って頂きたいと思うわけです。その様な意味でも、今日のご面談をきっかけに患者様の健康支援のための情報交換ができる事を切に願います。


 

2017年05月13日

伝わってしまうもの

5月13日(土曜日)

昨日、非常勤の新人さんが入社しました。

非常勤で短時間労働者とはいえ、会社の理念や方針、何を目指しているのかを伝える事は絶対的に必要です。

毎回入社する方々には、わたくし自身がオリエンテーションを行っています。

社員にとっては『そんな説明があった様な……』とすぐに記憶が薄れるかも知れません。

そして残念ながら、『薄れているのだろうな……』『すっかり記憶から消えているのか?……』と思ってしまう様子が度々有ります。


先般、友人への手土産にケーキ屋さんに入った時の事。

小さな店舗にお客様が三名で、対応しているお店の方が一名。

『あらあら、今日は混んでる、それに一人?』と思って様子を見ていましたが、奥からもう一人のスタッフさんが出てきたものの、何だか客さばきが悪いのです。

約束の時間を気にしながら、一度店を出て用を足し、もう一度戻ってみたら、先ほどの三名はお帰りになっていました。

そして、私の選んだプリンを包装して頂く間に、自分用に焼き菓子を追加して、「これはこのままで結構です」とお伝えして会計を済ませました。

追加のお菓子をお願いした人と会計をしてくれた人は同じで、プリンの包装をしている人は、黙々と詰めています。詰めるといっても形の決まった物が4つだけです。

そして「お待たせしました。○○もご一緒にお箱に入っています」と手提げを渡されたので「イエイエ、○○は私が頂くので、そのままで良いとお伝えしたんですが」と伝えてプリンの箱から出して頂きました。

間違いは誰にもある事ですが、ここで感じたのは『あ〜、この二人のスタッフさんの関係性は余り良く無いな』という事です。

レジと箱詰めする台はすぐ近くです。
追加のお菓子を手渡す際に、箱に入れなくても良い事を伝えれば済む事ですし、箱詰めする担当の方も、確認すれば良いだけの事です。

お互いに仕事の手順についての声かけが出来ていないチームの仕事にはミスが増えます。

ミスが起きやすくなるので、やり直しが増える。故にお客様は待ち時間が増えるし、同じ時間で販売できる売り上げが下がるのです。


仕事柄か、性格か?どんなお店に入っても、人の動作が気になります。

そして、ウチはどうだろう???と重なるのです。

やっぱり仕事柄、立場上の観察グセの様です。

信頼関係が出来ていると、僅かな事でも聞こうと思えますし、先輩が後輩を育てたいと思える関係性と責任感があれば、商品を取り扱う手元や、接客の様子を気にして、暖かく、時には厳しく指導してそれぞれやスキルが上がっていくものです。

ケーキ屋さんの一件を訪問先で、プリンを渡しながら話をしたところ、色々な仮説で盛り上がりました。

でも、直ぐに相手が放った言葉が「あ〜、きっと関係性が悪いんですね」とわたくしと同じ感想だったので、二人で大きく頷いたのでした。

空気とは見えない物なのですが、感じる事が出来るのです。

人のフリ見て我がフリ直せ。

人様の店舗から学ぶ事を自分の会社の店舗やサービスに活かしていかないといけません。

それにしても、気楽な気持ちでプリンを買える日がいつ来るのでしょうか。


2017年05月14日

片言でも想いがあれば

5月13日(日曜日)

人混みの中に行くと、外国人の旅行者、滞在者がいるのが当たり前になりました。

行き会う人々から聞こえて来る言葉が日本語では無い事にも慣れました。
数年前に外国人旅行者が『爆買い』を始めた頃は百貨店の混み合う売り場でスーツケースを開けて荷詰めをしている光景を何度か見て、驚いたものですが……💦

流石に爆買いは落ち着いたと言われていますが、レストラン、お寿司屋さん、その他お食事処には相変わらず外国人のお客様が多いのを感じます。

ある宝飾店の社員さんには中国語の社内検定があると伺いました。

老舗のお食事処では、オーダーを取る時、テーブルサービスの際に片言でも英語が話せないと仕事になりませんので、皆さんきちんと必要な会話をなさっています
今夜も、お食事が終わりお会計の時に「お会計」という日本語を何度も繰り返してもらい、復唱し、覚えようとして会話が弾んでいました。


旅先での美味しい食事の時間を楽しい想い出にして頂くためにも、一人一人の意識を高め、サービス業としてのお仕事を全うしている事が良く伝わってきます。

お客様に配慮が出来る方々は、スタッフ同士の声かけも素晴らしいです。

熱い物を移動させる時、「お鍋です」と言いながらバックヤードから出入りをします。

お客様がお帰りになる時には、会計の担当者にわかる様に「○○のお客様、お立ちでございます。お忘れ物はございません」とハリのある声が店内に響きます。

その声を受けたフロアマネージャーらしき人が今一度お席を確認して、「お忘れ物ございません」と繰り返します。

いわゆるダブルチェックです。

仕事から離れて皆さんがどっぷり仲が良いのかどうかは関係ありません。

お客様が主人公であるお店で、最大級のチームワークを発揮しているプロ集団だなと思わせる素敵なお店でした。

英語で「白菜と春雨のおかわり」を聞き取れなかったスタッフさんをフロアマネージャーがそっとフォローしていたのもカッコ良かったです。

言葉が流暢でなくても、相手の言わんとする事を聞き取ろうという懸命さがコミニュケーションの基本なのだと感じました。

そして、食事をしながらも、相変わらず自分の店舗の対応ぶりと重ねてしまう自分がいるのでした。

美味しいお肉を無意識で、ただただ美味しいと感動しながら頂く日はいつ頃やって来るのだろうかと思いつつ……。

2017年05月15日

色々と掘り起こされます

5月15日(月曜日)

4月から続いている社員との面談ですが、今回は管理者を含めての取り組みの為、業務改善を望む声を後回しにせずに、その場にいる上長に状況を確認する事ができます。

更に、判断の基準が欲しい場合は、社員や管理者へその場で宿題を出す事も出来ます。

遠回しに、遠慮がちに伝えてくる改善要望がありますが、その根底にあるものが少しづつ見えて来ると、表面のお手入れだけでは済まない事が解ってきます。

その為の面談でもありますので、現場を抜けてそれなりの時間をかけて話し合いをする効果は大きいと思います。

約束できる事、出来ない事がありますが、なぜそうなのかを理解してもらわないと、不満を感じる事になってしまいます。

限られた時間内で理解を深めるコツは、何と言っても普段からの会話だろうと思います。

面談の時にだけそれらしい会話をしても、かみ合いません。

社員一人一人が何を言いたいと感じているのか?何を望んでいるのかは、普段の仕事場に於いて普段の仕事から感じる事が大事なのだと痛感いたします。

しかしながら、一つ一つ辛抱強く質問を繰り返していくうちに、色々なヒントが聞き取れます。

いかに、現実を知らないかが良く解ってきます。

ヒントが見えてくれば、あとは更に事実を整理した上でこれからの進め方を見直す事ができます。

その為には、体裁を整えるよりも、声を荒げてでも、本音をぶちまけるくらいの気概があっても良いのかも知れないと思います。


2017年05月17日

年齢ではありません・・・・

5月17日(水曜日)

世の中には様々な約束事があります。

気軽に誘った食事の約束

想いを込めて、用意周到に準備した会食

誰が出ても、出なくても影響のない会議(資料を読み合わせるだけで間に合う事)

絶対に出向かなければならない会議(顔合わせが重要な事)


約束事を決める前にも、色々なルールの中で物事は決まっていきます。

そのルールや、準備がしっかりしていると、その先の約束事は概ね上手くいくものです。

先日少し面白いメールが届きました。

時間を作って欲しいという内容ですが、用件が書いてありません。

候補日まで書かれてはいるものの、用件が解らないまま会うお約束をする訳に間参りません。

ただ、この手の事は珍しい事ではありません。

細かい事を伝えなくても、相手が勝手に解ってくれていると勘違いをする事もありますし、得意先だから要請をすれば応じるものと思っている場合もあるでしょう。

自分が関わった事を理解しようとすれば、経験の浅い若い人の稚拙な言葉でも何とかなるものです。

覚えようとすれば、誰でも、何だって上手になっていくものです。

アレ?という言動のある人は、年齢を重ねていたとしても、そもそも物事を深堀する癖付けがされていないのだろうと思います。

この言葉を使って相手がどう思うだろうか?

このお願いをするには、どんな言葉を使ったら効果的か?

配慮が感じられない言動を取る人に対して想像力が薄いなァと感じます。

数年前に『総合理解の為の4K』というキャッチフレーズを作ったのも、そんな想いがあったからです。

この頃、社員面談と並行して採用面接の回数が増えています。

沢山の方々とお目にかかるチャンスを頂く訳ですが、入社後の教育で何とか成長して下さるだろうと思える部分と、どんなに指導や教育を重ねても変化を期待するのは難しいと思える事があります。

その見極めはもはや体験から来るカンピューターでしか測れません。

カンピューターの精度を限りなく高めるためにも、自分の尺度の根拠を強く持っていないといけないと思います。

2017年05月18日

誰かの役に立つ事

5月18日(木曜日)

毎月『らくらく本舗りはびり屋』の先生達が、受け持ちの患者様の中から気になる事例を一緒に検証し、より相応しいリハビリ環境を作ろうと仕事を終えた時間に集まります。

今夜はその日でした。

実際のお宅にご訪問させて頂き、身体状況は勿論、ベッドの位置や高さ、手すりの位置やトイレまでの動線、ご家族のケアへのアドバイスも含め、多様な活動に広がっています。

訪問を終えると、わたくしの部屋に集合して、カンファレンスが始まります。

ケアマネジャーがウチのメンバーであれば、勿論一緒に課題解決の担い手として参加します。

このアイデアはずいぶん前にわたくしの発案で開始されたのですが、何年も続けられていてとても有意義な時間になっています。

ご自分達の仕事の範囲を超えて、色々な可能性を求めて次々とアイデアが出てきます。

そのアイデアを形にするには社長が同席しているのが一番早いので、このミーティングの後には何らかの対策がすぐに講じられます。

生活の場のリハビリには限度があります。

そこでデイサービスでできる個別リハビリについて色々な可能性を話し合うことになりました。

自分の会社の人達を手放しで褒めるのは賛否両論あろうかと思いますが、久しぶりにこのカンファレンスに参加して、何て真面目な人達なんだろう。偉いなァと思いました。

どんな事を手がけたら患者様が楽になるか、元気になるか?を真剣に語っている姿を間近に見ながら、誇らしくなって参りました。

わたくしのしたい仕事は、この様な人達が支えてくれているのだと実感できる幸せな時間でした。

誰かの役に立つ事を自ら買って出る。

その姿に良い刺激を受けて周囲に協力者が募って来て下さいます。

このサイクルは作りたくてもなかなか作れるものではありません。

有り難い事実です。

頭が下がります。

だからこそ、まだまだ頑張らないといけないと思います。


2017年05月24日

問題作り⁉️

5月24日(水曜日)

今週、月曜、火曜と昭島のホテルに缶詰になりながら、社員の成長をどう評価するか?と言うテーマの締めのお勉強に行って参りました。

3月、4月、5月と3ヶ月に渡ってのハードな勉強会でしたが、共に参加した本部長と、労務士法人のO様のサポートを受けて乗り切る事が出来ました。

講師の興味深いお話の理解をしようとしていると、精巧に作られているシステムの操作が一瞬遅れます。モタモタしている間にドンドン進んでいくペースは待った無し‼️でした。

最後の講義を終了したところで修了式が始まりました。
これは全く期待していたものでは無かった為に、一人一人名前を読んでくださり修了書をお渡しして下さる場面では、不覚にもウルウルしそうになりました。

「ここに来ている社長や幹部の皆さんは、暇がある人は誰一人居ません。社員よりずっと忙しい人達にも関わらず、ここに来ると決めて、お金を払い、時間の調整をつけてきています。これからも全て計画に期限を入れて、やりたい事を全てやって下さい」というご挨拶を受けて、本当にそうだなと思いました。

今日は役員会議を始めに、午後は採用面接などなど、いくつものお約束を果たす為に忙しい一日でしたが、どれもこれも貴重な時間でした。

会社の代表としてのするべき事と同時に、事業者連絡会の総会を控えた会長としての仕事にも対応しなければならないのも相変わらずです。

昨日、今日と運営委員の方々からのメールが届いていますが、総会の二部で行われる懇親会で予定している『行政サービスクイズ王決定戦』のクイズを委員の方々に一人2〜3問お作り頂くという宿題の提出だったのです。

『○○日迄にワードで提出願います』というお約束を守って送信して下さったのだと思い出しました。皆さん実務でお忙しいのにきちんとお約束を果たして下さる事で会としてやりたい事が実現出来ます。

ファイルの中身を見ていると様々な設問があります。さて、これらをどの様に組み立てるかがこれからの挑戦です。

こうして造り手になる事で、準備の重要さを学んでいく事が出来ます。
決して自分一人では出来ない事です。

どんな組織であっても、自分一人では何も出来ない事を素直に受け止めて、助けて下さる方々に感謝をする。

クイズ王決定戦のアイデアも若い委員の方の発想です。

何としてでも、総会で「面白かった!」「楽しかった!」「やって良かった!」とそれぞれの人達にも思って頂ける様に仕立てたいと思っています。

2017年05月25日

学ぶという事

5月25日(木曜日)

毎日いろいろな人と場面に遭遇します。

🌼今日の印象深かった人と場面

その1・・・・二人のタクシー運転手さん。
一人は顧客満足を最大に考え、実践している事が良く解り、言葉も丁寧で道の選択も完璧。
ゆえに、お支払いする料金も安かったと感じました。

もう一人は真逆でした。行き先を告げたら、「この辺はよく解りませんので」と一言。
「まずは東陽町駅を目指せばお判りになるはずです」と告げるとカーナビを設定なさいました。

でも、カーナビの通りに走ると混雑して信号待も多く、そこを抜けても工事中で道幅の狭い通りになります。でも目的地はもう少し・・・。駅を左折すればもうじき♪と思っていたら何と車は直進したではありませんか。

「運転手さん、左に曲がらないと!」と言っても時すでに遅し(-"-)

その後はひたすらごめんなさいを繰り返すも、車は一向に行きたいところに向かえません。
「Uターンしますから」と言っても無茶です。

もうここで降りますと言いたくても、右折ラインに留まったままで降りる事も許されません。
信号待ちの時間にもどんどんメーターが上がっていきます。

何だか、ドリフの『もしもこんなタクシー運転手だったら・・・』に出てきて、長さんに『ダメだコリャ』とぼやかれる様な出来事でした。

結局小雨振る中、東陽町駅で降りてバスに乗り込んだという結末💦

降りる時に運転手さんが申し訳なさそうに「すいませんでした。料金は半額で結構です。これから良く勉強しておきます」と仰っていました。その方は何を勉強しようとしているのか解りませんが、もし本当に勉強して下さるのなら、単純に道の事とか、カーナビの操作だけなく、知らない事、解らない場面に遭遇した時に何を確認すれば困らなくて済むか?また顧客を行きたい場所に連れて行く為に、何をしなければいけないのか?と知って頂きたいと思いました。

『勉強します』という言葉は日常でも良く使いますが、何の為に?という問いかけが無いと成果の出し場所が無いと思っています。


🌼今日の印象深かった人と場面
その-2・・・薬学生6年生と伺った特別養護老人ホームの施設長 N氏。

Nさんとは古くからのお付き合いのある方で、良くウチのケアマネージャーにご指南を頂いたものです。今は施設長として大勢の入居者の方々の安心安全、職員の方々への責任を一手に受けていて貫禄が感じられます。

実習先の受け入れをご相談した際に、「古谷さん、そういうことを体験するのは、自分の所の職員の成長にも繋がります。」と快諾して下さった方です。

今日も忙しい中、精一杯薬学生の勉強になりそうな話題を提供して下さり、詳しいお話をして下さいました。話というものは面白いもので、薬剤師の役割がどんどん見えてきて、もっと施設のケアの中に薬剤師が介入した方が良いと思って下さった様でした。

🌼今日の印象深かった人と場面
その-3

施設見学を終了し、学生さん達と別れ、そこそこ混んでいるバスに乗り込んだ際に、聞こえてきた会話。

「もっと詰めて下さいよ!そこ空いてるでしょ!!」
「わたし、動けないんですよ」
「ウソばっかり! ホラそこ空いてるでしょ!もっと詰めて!!」
「・・・・・・」
「言わなきゃ分かんないんだから言ってるだけ!!」
「・・・・・・」

乗り込んだ際に一席空いていた座席に座ろうかどうか迷っていたら、「そこ空いてるから座ったら」と声を掛けて下さった大先輩のお陰様で、『詰めて騒動』に巻き込まれなくて済んだのでしたが、高齢者が多く乗り降りするバスの中で響く声はとても聞き苦しいものでした。

「少し詰めて頂けますか?」と優しく言えなかった心境があるのだとは思いますが、言った人、言われた人、聞かされた人の誰がHappyになれたのでしょうか?


🌼今日の印象深かった人と場面
その-4

先般より、薬局の発展の為に色々なご提案をして下さっているご担当者と面会。
何と、17:30~20:00という長期戦になってしまいました。

仕事に前向きで思慮深い人と話すと止まらなくなる悪い癖・・・・・。

相手には申し訳ないと心から思うのですが、敵も(敵ではありませんが)こちらの特性を十二分に周知していて、お尻がソワソワするとか、目が泳ぎ始めるなど、ど素人が仕出かす素振りを見せない構えがまたまた偉い!宜しい!と思ってしまうのです。

沢山のアイデアや情報を頂きながら、既に取り組んでいる事、もっと工夫をしたい事、近い将来に出来たらいいね!のお話など、どんどん気持ちが紅葉していきます。

今日一日だけでも実に大勢の方々から影響を受けている事が解ります。

実習生と同行するという行為で、こちらが沢山の事を改めて学ぶことが出来ました。

良くも悪くも人が生きていると言う事だけで、周囲の方々に影響を及ぼしている事を実感し、改めて自分の言動を振り返るのでした。


2017年05月26日

初心忘るべからず

5月26日(金曜日)

このところ続いている採用面接では非常勤を希望する方が続いています。

わたくしの考えでは(本来、そもそも・・・・・)非常勤は勤務時間が短時間であったり、出勤の日にちが少ないだけであって、お客様へ提供するお仕事には何ら差をつけるものではないですし、一人一人が会社の顔として堂々と仕事に励んで頂きたいと思っています。

月に一度の全体MTGに出席できない社員にはビデオ参加という事にし、レポートの提出を求めています。

この度入社した非常勤の方にも以前から勤務されている方にも今月からビデオ参加して頂く事にしました。

先週の金曜日のMTGビデオを見た上で、全員のレポートを揃えて提出するのが1週間後ですので、今日それが手元に届きました。

今回は、それぞれの事情でビデオ参加者の人数が多かったのですが、その分レポートの内容にも随分差が見受けられました。

一番熱心に書き込まれていたのが、一番職歴の浅い新人さんでした。

先週は、社会人としてのマナーや接遇向上についてがテーマでした。

この話は今までも何度も行ってきてはいますが、その行動にはバラつきがあるのが現状です。

新しい仲間が増える時こそ、今までの古き慣習を見直し、改めるべきところは改めるというチャンスの時でもあるのです。

『ヒロ薬品の社員としてふさわしい話し方、立ち居振る舞い、相手と同じ目線に立って行動できる様日々心掛けて参りたいと思います』

『よほどの縁がなければ同じ時間を共に過ごす事は無い。今日ここに集ったのは偶然ではなく、よっぽどの縁なのだ。という気持ちを忘れず日々人と接していきたいです』

このコメントは初めてビデオMTGに参加した人達からのコメントです。

何と素敵なメッセージでしょう💛

言葉は人柄を映します。

長く一緒に過ごしていると、何となく日常的な関係性になり、言われている事、指導されている事も薄ぼやけてくるものです。
これは人間なので致し方がない部分でもあります。

だからこそ、同じことを何度も、何度も繰り返し伝えていかないといけない訳です。

それこそが社長の仕事の重要な部分でもあるのですが、それでも反応が鈍かったり、行動が変わらないと心が折れそうになります。

今日のレポートには本当に励まされました。

長く勤めている人からのコメントにもMTGの内容について感謝の言葉があり、ビックリと同時に大変嬉しい思いをいたしました。社長は単純です(^^♪

それぞれの事情があって、たまたま短時間で働いて頂く形を取っているのですが、会社のしたい事、社長が求める事に共感を示し、自分を成長させようとする言葉を示す。

この気持ちを持ち続けて頂ける様に、いろいろな事と遭遇しながらも、あの手、この手で伝え続けていかないといけないと思ったのでした。

2017年05月30日

繋がり

5月30日(火曜日)

昨日午後、高齢者保健福祉計画、介護保険計画に関する会議に参加して参りました。
今年度は委員の構成が少し変わりました。

委員の任期は3年ですが、わたくしがこの会議の委員をお引き受けして、今期で四期目になろうかと思います。

地域包括ケアシステムの担い手として職種が偏らない様に新しいメンバーが加わりました。
区民代表の委員もおかわりになりましたが、何とそのうちのお一人が、以前からお世話になっている福祉教育の関係者でした。

かつて、その学校に出向き、介護事業の実情を学生さんにお話させて頂いたことを思い出しました。

何年もお目にかかっておりませんでしたが、区民代表として委員に応募なさった事に、変わらぬ福祉への想いを感じました。

この会議で『顔の見える関係』として親しくさせて頂く方が増えました。

薬学生の実習にもご尽力を頂いたグループホームの施設長様、特養の施設長様のご両名とは、お互いの仕事を更に良いものにしていく為に、チョコチョコ連絡を取らせて頂いています。
お礼にお送りしたお菓子に恐縮される様子には、『お互い様』とか『貢献』という表現がふさわしい謙虚なエネルギーが伝わって参りました。ありがたい事です。

さて、昨日は新期第一回の会議でしたので、委員一人一人に向けて区長直々に委嘱状が手渡されました。

その後の区長のご挨拶の中にオリンピック、パラリンピックのフラグリレーを区内の全小学校で行った感動的な事例をもとに、何度も『繋ぐ』『繋げる』という言葉を繰り返されていました。
そのお話を伺いながら、わたくしなりに繋がり方とは?という事を考えていました。

世の中には、お互いの利益の為に何とか繋がりたいと接近してくる、していく事があります。

しかし、大切なのは繋がった後にお互いのルール、マナーをどれだけ守ろうとする姿勢が大事なんだろうと思います。
自分の利益が見込めなくなると同時に繋がりを断つ。
この様な場合は、途絶えるべきして途絶えるのだろうと思います。
とても分かりやすい構図です。

今日は、10年近く付かず離れずの関係を保っている採用関係の方と久しぶりに仕事の打ち合わせで再開しました。

お礼のメールには、『人材確保の深刻さを知ったと同時に、何とか支援に繋げたい』と言う内容が書かれていました。

次のアポでお訪ねになった人材紹介会社の方からは、まさかのお話があり、穏便に進めようとしたわたくしの目論見は見事に逆転となってしまいました。

仕事は人なり。

ご縁を繋ぐ、そして細くても繋がった状態にするには、何と言っても信頼関係以外には無いのだと痛感しています。


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