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2016年10月 アーカイブ

2016年10月03日

黙々とPCと向き合う日

10月3日(月曜日)

週明けと同時に日付は10月です。

残り、90日程度・・・・💦

この90日のうちに取り組みたい(取り組まねばならない)ことが沢山あります。

それらを実現化させる為の仕事量が、社内・外を含めとても多いなアと感じます。

わたくしの場合、社外の仕事と言っても会社の業務とヒモづいている為、並行して行わざるを得ません。

黙々と一つ一つの案件を整理し、書き出し、書き出しまた整理して形にしていく以外にありません。


最近右手の薬指が「バネ指」になり、書く事とPCの操作が下手になっています。時間もかかります。
ペンをしっかり握れないのは実に不自由です。

また、一度指を丸めると薬指だけ開かないので、PCのキーボードも指を開きっぱなしで打つことになります。

でも何故かpianoを弾く時には痛みも動きの支障も感じません。

仕事の時だけなんですね・・・・・。不具合を感じるのは・・・・・・。

そんな不具合ともお付き合いしながら、する事リストに『済み』マークを入れる事だけを励みにして、やらねばならぬ事と向き合った月曜日でした。

明日以降もする事リストには沢山の項目が並んでいます。

今日、システム関係者にスケジュール管理のレクチャーを受けていた際に、社員がハタと気づきました。

『今日の説明のほとんどは全部管理者の社長のする事ですよね』

『社長が一番大変なんですね』

そうなんです。それをわかってもらえたたけでも何だか嬉しい。


皆にちゃんと運用して貰う為には、気が遠くなる様な管理画面からの操作が待ち受けています。


どこの会社でも、システムの管理者は同じ事に向き合う訳ですが、集中できる環境でないと捗りません。電話で中断したり、相談があったりと・・・・。

そんなお悩みを解決する手段として『もくもく会』というものがあるのだそうです。

システム会社さんに出向いて黙々と管理画面に必須項目を入力していく。これだけをひたすら行って、完了次第退出するというシステムだそうです。

当然インストラクターの方は付いていて下さるので、解らなくなればすぐに質問もできます。

この事を聴いて、本当に安心しました。

苦手な操作を一人で黙々と行っても生産性が上がりませんので。


とにかく、『もくもく会』に参加出来る日までは、出来るだけの事を毎日積み重ねていくだけです。

2016年10月04日

歳を重ねるということ

10月4日(火曜日)

今日は膝の治療の定期受診日でした。

予約時間の30分前に受付をしても、結局は待ち時間は1時間をゆうに超えます💦

大きな病院には患者さんが一杯ですので、整形外科の近くのベンチに腰掛けられるとは限りません。

今日もとても混んでいたので、少し外れの空席に掛けて、音楽を聴きながら待つつもりでいましたが、お隣にいらした高齢の女性から病気の種類や掛かりつけの先生の事、お隣に住む方の行為で困っている事などなど結局30分以上お話を伺う事になりました。


わたくしは普段良く話をします。(長いとも言われます)

しかし、外で話しかけられるとほとんど聞き役に徹します。

今日も、まるで職業で聴いていいるような気分になりましたが、初めて出会った方がお好きに話をしている事だけで余計な感想や、アドバイスなど出来るはずもなく、ただただ傾聴に徹していました。

「私は5つも6つも病気があるのよ」
「そうですか」⇨深くうなづきながら・・・・

「それでね、・・・・・だからね」 
「大変ですね」⇨しみじみと・・・・

「もう待つの嫌になってきた・・・・」 
「重症な方がいらっしゃるのかも知れませんね・・・・」⇨診察室を目で追いながら・・・・

「でもね、・・・・・・・だから・・・・」 
「そうですか、それは困りましたね」⇨困った顔をしながら・・・・

「痛み止めは効かないのよ」
「痛いのはお辛いですね」⇨自分が痛かった時を思い出しながら・・・・

病気の事以外に、近所の方が認知症になって夜中に大きな音がして眠れない。
警察を呼んでも、何の役にも立たないなど深刻なお話もありました。

ここで、包括支援センターのお話などをしたら、認知症と思われている方への影響がどうなるのか解りませんので、言うか言わぬか迷いましたが、結局話の途中で順番が来ても無責任になりますのでお話はいたしませんでした。


でも、このご婦人の様に高齢者が高齢者によって苦しめられていると思っている方々は多く、これこそがまさに地域の課題なのだと思ってお話を伺っていました。

エレベーターの無い5階にやっとエレベーターが付いたと思ったら、掃除当番で喧嘩腰になるという現実。

皆さん、ご自身の事だけで精一杯なのです。

心身共に余裕が無いと人様に優しくできません。

でも、国や地域は「自分たちの周囲の力で何とか生活してね」という方針を掲げています。

そして、お金は出せないので「ボランティアさん募集!!!!」と言っています。

ボランティアの育成やそもそもの理念を語らずして、人の手間を無償で提供してくれる資源を探し続けています。

今は何とか自分の事ができますが、この先の暮らし方を良く考えておかないと、本当に切ない人生の幕〆になりそうです。


そうそう、膝の注射の際に右手の不具合についてご相談したところ、すぐに注射の手配をして下さいました。

注射は当然痛かったのですが、数分するとカックンカックンしていた指がスムーズに動きました💛

「pianoも大丈夫ですか?」と伺ったところ、先生が両手で弾く動作をしながら「いいですよ」と応えて下さいましたので、一安心です。

ご機嫌な気分で昼から出勤し、PC操作も軽々と何だか調子が良かったのですが・・・・・・。

夕方になって、また動かなくなってきました(・・;)

明日になってウソのように軽々と動いてくれることを願います。


2016年10月06日

チューニング

10月6日(木曜日)

昨日、午前中に労務の先生方と打ち合わせの後、急いで御茶ノ水まで出向きました。


『トヨタで学んだ紙一枚にまとめる技術』というタイトルに惹かれて定員が一杯になる前にと、焦って申し込んだものです。

お昼までの先約の打ち合わせがあり、しかもセミナー開始が13時となると、大抵は諦めるのですが、何としてもウチに必要な内容だと確信したので、コミットしました。

成せばなる‼️

開始5分前に到着し、一番前の席をゲット👍

講師は初めに『知っている事』と『している事』の大きな違いについてお話なさいました。
この事はわたくしも良くみんなに話す事ですが、自分自身に置き換えて神妙に伺っていました。

知識を行動におきかえてこそ、勉強の成果。

確かに、行動に移して身についているか?と問われれば、出来ていない事に直面します💦

この大切な事を改めて振り返る事ができました。

さて、全ての情報を紙1枚にまとめる・・・・・と言う事ですが・・・・。

恥ずかしながら、ウチの場合紙一枚すら出て来ない・・・・というトホホな現実があります。


そもそも、資料とは何の為に作成するのか?という基本に戻ると、相手に考えを伝える為です。

今年になって、色々な先生のお話を伺いました。特に『伝える』というキーワードにフラグが立ち、せっせと勉強の時間を作ったものです。

話し方であったり、ファイルの整理術だったりと様々な切り口がありましたが、その何れの講師にも共通した事が『シンプル』『自分の伝えたい事を整理する』だったように思います。


昨日は、二人一組で様々なワークを行ったのですが、ペアになってくださった方が、誰もが知る大手企業の広報を担当している男性でした。

『思考の整理』というワークの時にも、相手の発表によって新たに気づく事が沢山ありました。
本だけでは得られない特典と講師も仰っていましたが、この様な気づきがあるのが、ライブの良さです。


ごく当たり前の事ですが、物事をシンプルにしていくと、なんだか実現可能な気がしています。


さて、チューニングとは、楽器の音あわせとか、ラジオの周波数を合わせるなどという意味がありますが、講義の初めに講師が伝えようとしている事と、受講生が期待してている事のすり合わせをしたのが新鮮でした。

このチューニングについて具体的に説明を受けたのは沢山の講義を受けてきて初めてでした。

言われてみれば当たり前の事ですが、そしてわたくしの反省でもありますが、事の初めにチューニングをせずにして、成果が上がるはずが無いのです。

楽器に例えればわかりやすいのですが、合奏する際に、基本の音合わせが出来ていないと、同じ譜面で演奏しても、綺麗な響きが出ないどころか、聴いていると気持ちが悪くなるものです。


この事を教えて頂いただけでも受講した甲斐がありました✨


良いお話と体験をしたからには、会社でも利用しないと!!と思って、改めて提出物を見てみると・・・・・💦💦

だからこそ、社長が勉強をして良かれと思う仕組みを作り上げていかないとなりません。

トヨタの社員は7万人。

その7万人がみんな同じ仕組みの中で効率的な書類作成や、意思疎通を図り業務を行っているのですから、ウチがやってやれない筈がありません。

情報を得る事よりも、その情報は自分(会社)にとってどんなつながりを持てそうなのかと言う事に気づけることが大事。

分かっている事が沢山あるよりも、出来ている事が一つでも多くある事が大事だしそれが成果のコツ!!

さて、明日から秋の面談がスタートします。

この学びをどう活かせるかが試されます。


2016年10月07日

言い張らなくても…💦

10月7日(金曜日)


先日受診した際の診療明細にもともと治療している膝の注射についての表記がありませんでした。

右指のカックンの治療の明細はあります。

これはイカン!!  
治療を受けたにも関わらず診療報酬が違っていたなら、きちんとお支払いをしないと・・・・・と会計担当の方に電話をし、一部始終をお話しました。

すると、「300点以内であれば、患者様のお支払いはございません」との回答でした。

システムがよく解らなかったので、色々とお尋ねをしていると、「整形にお繋ぎします」と電話を回されました。

すると、声の雰囲気からして、少し年配の方が「4日のお昼頃ですよね。膝は注射していませんよ」と仰るのです。

「イエイエ、私が受けたのですから、膝の注射もして頂きました」

「あのね、私が注射の担当だから、手の注射しか用意しなかったと思うわよ」

「イエイエ、先に膝の注射をして頂いて、そのあとベッドに腰かけて手の注射をしたんです。先生が何回も細い針と仰っていましたよね」と、少しトンチンカンな会話が続きましたが、他の方と勘違いしているか、思い付きで言っているのかは解りませんが、受診時に傍にいた看護師さんはもっと若そうな人でしたので、電話の方に言い張られると、だんだん不信感が沸いてきます。

結局、先生がいないから確認できないので、追加支払いのお話も出来ないとの事でした。


そうか、数百円の追加支払いの手間暇とその処理に関わる諸経費を比較すると、病院側が間違って過小請求してもあえてそのままにすると言う決まりになっている様でした。

支払わなくても良ければルール通りに従うモノの、患者が受けた治療を「やっていない」と言い張る根拠は何なのでしょうか?

80歳や90歳になれば実際に思い違いも起こるかも知れませんが、何だか腑に落ちない出来事でした。

先生には大変お世話になっているので、入力ミスが大事になってもいけないと思う気持ちと、ミスを騒ぎ立てるつもりはないけど、わかった以上は正しい処理をして頂けないかしら???と思う気持ちが交差した出来事でした。

でも、言い張るのは良くないと思います。

2016年10月11日

懐メロ♪

10月11日(火曜日)

昨日は、体育の日でした。

数年前は毎年10月10日と決まっていたのに、日曜と連休にしたがる政府の思惑で10日と限らなくなりました。

大体この日はスポーツにまつわる特集や地域でのイベントが沢山開催されます。

運動会も大昔は秋の風物詩と決まってきました。

でも、この頃は受験生への配慮で、春に開催する学校も増えたようです。

運動会、体育祭で何を思い出すかというと、私の場合はスポーツでは無なくてブラスバンドの活動です。

開会式の校歌斉唱の伴奏に始まり、お昼休みには、校庭一周のパレード。
成績発表の時には、『見よ勇者は帰る』という曲を何回も繰り返しました。
この曲を聴くと、今でも懐かしくその当時の光景が蘇ってきます。

さて、この曲を演奏する時のコツは、楽譜通りに演奏するのではなく、式典の進行に合わせて収まりが良いように、指揮者が機転を利かす事と、その時の判断を瞬時に捉えるという演奏者の集中力です。

なまじ暗譜をしていても、キチンと指揮者を見ていないと、どこに飛んで、どこで終了になるかわからないので、真剣でした。


自分ひとりでは出来ない共働作業の最たるものだと改めて思います。


先日『チューニング』と言う事について触れましたが、その後は実態に合わせた仕事の提供について真剣に取り組む事となります。

先週から社員面談が開始しましたが、話をしている際に時々「こういう理解をしているけど、ここまではすれ違いは無いですか?」と確認を取る事にしています。

音楽でも、初めの音合わせは合っていても、演奏が長くなると、楽器の温まり具合や、弦の伸びチジミで音が狂う事があるのです。

ましてや、社員と上司の会話では、相当に気を付けなければ『ナンチャッテ面談』になり兼ねません。


面談は1対1ですので、お互いにある程度理解し合えますが、肝心なのはそれを現場で言動に活かせるかどうかです。

皆が悩むのも、ここです。

その悩みを解消するのがわたくしの役目です。

一つ一つの課題がクリアできたら、心の中で『見よ勇者は帰る』を歌っているのではないかと思います♪


2016年10月12日

神対応


秋の草花~~🌼


10月12日(水曜日)

近隣で開業されているクリニックの受付の皆さんは、大変行き届いた対応をされます。

どんなに混んでいても、疲れた表情を見た事がほぼありません。

高齢者が多い理由も良く解ります。それはトコトン親切だからです。

そして、何よりもチームワークが良いことが仕事ぶりを見ていて解ります。

一人の患者さまの為にできる事を皆で考える。

考えたら即実践している。

この事が出来る様でなかなか出来ないのですが、ここの皆さんは行い続けているのです。


お孫さんを連れたおじいさんが受付をした際に、予約の方々でどこにも隙間がない事をお詫びし、近隣のクリニックをご紹介していました。

口で説明するだけでなく、「今ネット検索をして地図をお出ししますからね」と言われてもいないのにさっさとプリントしています。

そして、「ここに受付時間が書いてあります。今日は水曜日なので今の時間は大丈夫です。道は・・・・・」と資料を見て頂きながらの説明は、本当に説得力がありました。

近所に競合のクリニックが開設してもこの人気です。

先生自身の人気と同様に受付の対応力が下町の人達の心を鷲づかみにしている様です。

ここのスタッフの顔ぶれはここ何年も変わっていません。

そして開業の時からリーダーを務めている人の言葉使いや、対応している姿を他の方が真似している事が見て取れます。

やはり模範(モデル)になる人がいると、全体の力量が上がるものだと言う事がとてもよく解ります。

この方達にお目にかかると、いつも心の中で反省会をしてしまいます。

相手のお役に立てる事、それを相手にお伝えする事ができる事。


今日は、午前・午後と薬局と介護部門の両方の会議を行いましたが、まだまだウチにはやれる事が沢山あると実感した日でした。

2016年10月13日

首の皮一枚つながりました💦

10月13日(木曜日)

軽度の要介護者への福祉用具貸与や住宅改修の保険給付にストップがかかりそうだと言われています。

介護保険給付で公定価格になっていないのが、この福祉用具貸与、販売、住宅改修の費用です。

しかし、軽度の方は用具があれば何とか自立した生活を営む事が出来ます。

その事を中央に伝えなくては‼️と給付制限しないでほしいとの署名運動を行ったり、様々な審議会で現状を伝えるなど、色々なルートでの活動が身を結んだのか、今日の厚労相の見解ではめでたく継続となったとの報告を受けました。


しかし、財務省の見解は別物です。

一次通過は出来たものの、まだ油断は禁物です。

事業者連絡会では、今年福祉用具部会を作りました。

風当たりの強いこの業界の質を上げる事、活動を活発化させて、事業所の声をキチンとした形にして行政に伝える仕組みを作る事を目指して、動き始めました。

その方々と話すのは、陰で文句を言っていても何も変わらない。出来ることを一つでも実践する事ですねと言うことです。

午後、マーケティング、営業についての勉強会に参加して、再度学んだのも同じ事です。

外的環境の変化による影響をどう評価して対策を打つか?


変えられるのは自分自身、自社の取り組みだけです。


頭を柔軟にして、心を素直にして、取り組める事を見つめる以外に策はありません。

2016年10月17日

すぐやる癖

神社に続く赤い橋・パワースポットだそうです(東品川)


10月17日(月曜日)

金曜日、久しぶりに烈火のごとく怒りました。

怒るには怒る理由があります。叱るのを通り越して怒りました。

『する』という事を決めていなかった事。

決めていないから次の行動に支障が出ます。

その事を指導したにも関わらず、行動が起こりませんでした。


非常に残念な事ですが、この事に限らず、やらないパターンにはその癖がついてしまいます。

しかし、すぐに行動に起こせる癖にしないと、物事が一向に進みません。


その悩みの解決対策として、社員全員が確認できるクラウドサービスを利用して、わたくしからの指示を見える様にしました。

管理者の会議で決定した事も、社員に等しく周知するには直に発信した方が確実だと考えました。

また、部門の中で決めた事が行われていないと聞けば、すぐに対応策を講じて指示を出す事にしました。

読んだものは「いいね」ボタンを押すことになっています。

注意、指導の内容に「いいね」とは何だか滑稽ですが、読んだか否かの確認ですので、深く考えない事に致します。


こうする事で「言った・言わない」 「聞いた・聞いていない」の入り口の段階での混乱が避けられます。

そして情報提供が早くなった事で、現場の実践スピードを上げる事が出来ます。

報告もオープンにする為、良い意味で、全員が見張り役となってくれます。

モノと頭は使いようです。

使いながら、使い勝手を良くしていく事を考え、また実践を積み重ねます。

頭の使いようも同様です。たやすく諦めないという会社のポリシーを今一度思い起こしながら、怒らないで済む様な指導をし続けないといけません。


今日は社員面談が4名

明日も同様に予定が詰まっています。

面談の中で各自が何を思って仕事に向かっているのかを確認しながら、すぐに出来る事は社長としても後回しにしない様、即時対応をする様に心がけています。


2016年10月18日

二代続けて・・・・

10月18日(火曜日)

この街でお仕事に就いてから早くも28年。

当時、バリバリに元気よく働いていた方々が少しずつお年を重ね、商店街を牽引していた方々のご両親を担当させて頂く時期が続いた事もありました。

先日、ある方から「相談に乗ってあげて欲しいんだ」とお電話を頂きました。

お電話を下さった方のお母様も弊社のお客様でした。

気丈な方で、気風が良く、いかにも下町の女子という感じでした。

何時でも毅然としていたお姿を、今でもくっきりと思いだす事が出来ます。


そして今日のご相談者は、要介護のご支援二代目の方でした。


今は、ほとんど担当を持たないわたくしですが、ご相談はしかと承ります。

「古谷さんの所に相談に行って来て」と直々にご指名が上がった次第です。


困った時にわたくしの名前を挙げて頂けるのは、大変有り難いことではありますが、反面お元気だった方に何らかのご不便が生じているのだと思うと、切ない気持ちが沸いて参ります。

もうすっかり記憶の片隅に置き去りにされていた記憶が、今日のご相談者とお話をしている最中に幾つも蘇って参りました。

「〇〇さんも、△△さんのおばあちゃんも、◇◇さんのところも、みんな古谷さんにお世話になったんですよね」と言われて、そうそう、そうだった・・・・・。と皆さんのお顔を思い出す時間となりました。

その当時から、制度は何度も改正が行われ、ご支援の内容やアドバイスの方法も様変わりしました。

それでも、まだ使い勝手が良くない現状があります。

ご家族の憤りや、ご不安はなかなか拭えるものではありません。

今のわたくしの立場や役割の一つに、ご家族の不安がどこにあるのかを真摯に受け止め、制度の何が使えないのか?現実を見極めつつ、行政をはじめ、各機関の会議で発信していく事があると思います。

人は頼りにされているうちが華と言われます。


現実の中で、ウツウツとする事も多い毎日ですが、今日の様に「もっと早く、古谷さんにご相談にくれば良かった」と言って下さる方がいらっしゃる以上、ウツウツ、クサクサ、イライラばかりしていられません💦


2016年10月19日

連弾の練習♪

10月19日(水曜日)


来週の❝すまいる💛くらぶ❞のサロンコンサートに向けて、育メンケアマネの二名とpianoの連弾の練習をしました。

曲は「ふるさと」

24小節の短い曲で、簡単なアレンジすが、本来二名で弾くのを上段の右手が一人。左手で一人。
下段の右手に一人。左手一人の4名体制でやってみよう!!と計画しました。

今日が揃って練習する初日。

旋律を弾く一人が外勤の為、三人でメトロノームを使いながら音合わせをするものの、どんどん早くなってメトロノームの意味がありません(^^;)

『何だか、みんなせっかちだね』と言いながら一番リズムを壊しているのがわたくしです。

4段あるうちの、少し音数とリズムが取りにくいパートなので、つい気が急くのです💦

それでも、繰り返し練習していくうちに、何となく揃ってくると、皆の顔に笑顔が出ます。

ご来場くださるお客様のお顔もそうなって頂けるといいなアと想いを膨らませながら身体でリズムを取りながら、最後はメトロノームは止めてしまいました(^^♪

何でも協力して一つの事を作るのは容易ではありませんが、合奏ならではの楽しみを感じるのと同時に、仕事やイベント活動も、一緒になって取り組むと、意外な面白さの発見が出来るのだと思った次第です。

2016年10月20日

夜中のメール

10月20日(木曜日)

給与支払いデータの作成をお願いしている労務士法人の担当者Oさんのお仕事ぶりには頭が下がります。

わたくしのPCに送られるメールはiPhoneに転送されますので、とても便利です。

便利ですが、何がいつ届いたのかが明確な故、夜中に何気なくメール確認などをしようものなら、突如目が冴えてしまう事があります。

今月の給与データをお送り頂く日限が今日でした。

今日の午前中にメールで添付して頂ければ、振込の手配が余裕でできるのでしたが、昨晩0時5分にそれが送られていました。

朝一番で気が付いたのでしたが、良く頑張るなアと関心いたします。

今日、お電話で「大丈夫?疲れていない?眠くない?」と伺ったところ「大丈夫です。こんな時間に送信したら、社長にお気遣いさせちゃうと思ったのですが、どうしても今日取り組まないといけない仕事があったので、出来るうちにやっちゃおうと思ったんです。ご心配おかけしてスミマセン」というお返事でした。

仕事を後回しにするタイプと、何が何でもやれることを済ませようとするタイプ。

どちらが周囲、関係者に喜ばれるかは明白です。

でも、アチコチの会社で過剰労働について物議を醸しだしているので、少し心配です。

良く働く人が心身を痛めては元も子もありません。

ただ、振り返るとわたくしも30代・40代の途中までは良く夜中まで仕事をしたものです。

それでも、仕事に対する意欲や、責任が後押しをしてくれていた様にも思います。

6時以降の時間を仕事と切り離して有意義に過ごしたいと思う人もあれば、とにかく任せられた仕事に向き合おう!と強い意志を持っている人もいます。

どちらが、イイとか悪いとかはありませんが、自分の仕事を支えて下さる方が後者である事はとても助かりますし、安心です。

夜中や、休日の仕事メールの背景にはいろいろな事情が絡んでいる事でしょう。

でもそれは決して『大変』と言うだけでなく、この先に待ち受けている世の中で必要とされる人のグループの仲間入りの為の準備なのかも知れません。

仕事に対する価値観はそれぞれですし、ずっと夜遅くまで働くという事は避けないといけませんが、若いうちに多少はその様な体験があった方が、その後の働き方のヒントが得られるのではないかと思います。

2016年10月24日

誕生日によせて🌼  感謝


ケーキの設計図・・・さすがに建築士さんです(^^♪


本物の『ショートケーキ*ヨシコ・フルヤ』です♪ みんなでシェアして美味しく頂きました。



目元ウオーマーとグリップボール・・・これでストレス解消です!!
Aさんもわたくしと同じお誕生日ですが、いつもプレゼントを頂くばかりです・・・・(・・;)

10月24日(月曜日)

昨日の誕生日によせて、今年も色々な方々から素敵な贈り物を頂戴いたしました。

この様に、その事をお披露目すると、更にお気遣いさせてしまう事になるかも知れないと毎年悩むのですが、素直に感謝の意を表したいと思います。

昨日は本当に珍しく一日を自宅で過ごしました。

亡き父と同じ日が誕生日だと言う事もあり、両親の写真の前に二人が大好きだったお赤飯を供え、二人の笑顔を眺めながら、数十年前にわたくしを出産する時に母はどんな思いで産んで下さったのだろうか?
父は、どんな気持ちで5番目の子供の出産を待っていたのだろうか?と想像していました。


そんなことを想像しながら、届けられたお花に「今年一年、お幸せで健やかにお過ごしください」と書かれているメッセージをしみじみとした心境で、有り難く読ませて頂いたのでした。

今、この様に遣り甲斐と責任のある仕事に就かせて頂いているのは、両親が命を授けて下さったからこそ。

今の年齢になると、ウキウキした気持ちよりも生きている事への感謝が先に立つようになりました。

日頃お付き合いを重ねて下さっているご縁のある方々が、この日を思い出して下さり、おめでとうを表現して下さる事は、とても贅沢な事だと心から思います。

わたくしのお部屋は、沢山のお花で綺麗ですし、ユリやバラの良い香りで包まれています。

本物の香りはとても豊かです。

豊かな香りと共に、心身ともに豊かな言動が出来る様に、何をどうしたら良いのか改めて自分自身と向き合っています。


2016年10月26日

サロンコンサート♪~


フルートアンサンブル❝か・ら・ふる❞の演奏♪


10月26日(水曜日)

❝すまいる💛くらぶ❞でのサロンコンサートが無事終了しました。

今回はフルートのアンサンブルメンバーによるボランティア演奏でした。

メンバーの一人がウチの社員さんで、30周年の会の時にも会場で演奏をして下さった方々です。

その時は進行に必死で、せっかくの演奏をしっかり聴けなかったので、今日はわたくし自身も大変楽しみにしていました。

曲目の選択から、曲紹介、みんな手作りでとても温かな演奏会となりました。

前半15分、後半15分の合間に少し休憩して頂くつもりで、育メン3人と乳母の4名で『故郷』の連弾をしました。

せっかくなので、会場の皆様にも歌って頂こうと、プログラムの裏面に歌詞を印刷しました
この歌は、日本人なら誰もが一度は口ずさんだ歌だと思います。

先週、初めて合同練習して以来、本番1時間前にもう一度練習をしただけでしたが、本番の演奏が一番良かった!!と自他共に絶賛でした(^^♪

終わった時には、何だか感激して泣きそうになりました。会場の皆さんの歌声が力強かったにも関わらず、pianoの鍵盤は打楽器の様に力強く鳴り響いていました。さすが育メンたちです!!

そして、わたくしのソロpianoです。

8月にさらった曲ですが、少し練習を離れると、途端に弾けなくなります。

早めにお越しになったお客様の目の前で、ギリギリまでヘッドホンをつけながら練習を繰り返しました。

サントリーホールとはまた別の緊張感の中で、躓きながらもなんとか通すことが出来ました。

拙い演奏を温かい目と優しい耳で見守って下さったお客様には本当に感謝です。


終わってみれば1時間のイベントですが、上手く事を運ぶためには、それ相当の準備がいります。

企画を立て、出演者と参加者へのご案内。
チラシを作成し、どなたにお声掛けするか、それは誰が行うか・・・・。

当日は、会場の設定です。重い介護用ベッドを動かして、客席を用意する。


役割を決めて、自分たちの仕事の調整をしながら事を進めてくれます。

地域の皆様が喜んで下さる事を実践する意義を感じてくれていればこそ、協力・共働が成り立ちます。

楽しんで頂ける、喜んで下さる事が出来る場を作る事ができて、本当に良かったと思います。

一方で、イベントは社員達の仕事の時間を少し拝借する事になりますので、継続していくにはそれなりの工夫が必要になってきますが、それでもいつもと違う事に挑戦して、共働していく中で多くの事を学べるのも事実です。

同じことを行っても、言われたから言われた事だけする人と、行動の中で工夫を重ねていく人とでは成長具合が大きく異なります。

できれば、後者の人間であって欲しいと欲張りな社長は思うのでした。

2016年10月28日

なるほど・なるほど

10月26日(金曜日)

色々なお取引先の担当者と色々な話を致します。

最近も何社かの担当者と初めて連絡を取り合うことになりましたが、電話では簡単な挨拶をし、本件に関しては訪問の上で、という提案をして下さった方もあれば、矢継ぎ早にこちらの情報ばかりを聞いてくる方もいらっしゃいました。

また、質問に対してこちらが答えると「なるほど、なるほど」と相槌を打つ方があり、終始「なるほど、なるほど」が繰り返されたのには参りました💦

声からしてまだ若い方の様でしたが、あまり気持ちの良い相槌ではありません。

『なるほど』という言葉は知らなかった言葉の意味を知った場合だとか、相手の想いに心を打たれた時に使うのだと思っていますので、ただの会話に連発される事に慣れていないのです。

無くて七癖と言われるくらい、人には自分で気づかない癖があるものです。

それは仕草かも知れないですし
言葉かも知れません。

ただ、言葉は世代により使われる場面が異なりますので、わたくしの世代の基準には合わないのが当たり前だと思った方が良いのかも知れません。


つい先日、同世代の古くからのお客様とバッタリお目にかかりました。
今は、国際線のVIPの接遇をしているとの事でした。

もともと、その道で働いていた方が結婚と出産で長く現場を離れて久しいのですが、ふとお誘いがかかって思い切ってお仕事を始めたとの事です。
VIP対応ともなると神経を使うだろうと思って、お聞きしたところ、むしろ若い頃より丁寧語がスンナリ出てくる、日本語の柔らかな言葉遣いを迷わずに伝えられるので、心地良い緊張感の中にいるとお話して下さいました。

昔からこの方とは価値観が似ていたので、良く色々な会話をしたものでしたが、久しぶりにその時の通じ合える楽しさを思い出しました。

「この年代になったからこそ使いこなせる言葉があることに気づきました」
「そうかも知れませんね。f子さんに案内される方々はそのイメージがそのまま日本のイメージになる訳ですから、自然に丁寧な言葉が出てくるのは素晴らしいですね。」

などと、立ち話のわずかな時間の中で交わした会話ですが、何とも爽やかな気分になったものです。

若い方との会話でくたびれたとしても、通じ合える素敵な方々もまだまだ沢山いらっしゃると、慰められたのでした。

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